技報第14号
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沖縄都市モノレールPC軌道桁製作施工について-沖縄都市モノレールPC軌道桁製作場設備設置工事-大阪支店土木工事部(九州支店駐在) 原健教大阪支店土木工事部(九州支店駐在) 金城裕樹大阪支店土木技術部中村雄一郎大阪支店土木技術部(九州支店駐在) 日高重徳1.はじめに那覇都市圏の道路の渋滞は,東京・大阪・名古屋の三大都市圏に次いで悪い状況であり,沖縄県の経済発展の妨げとなっている.そのため,那覇都心部での移動や県中北部とのアクセスについても,渋滞の影響を受けない公共交通の整備をする必要がある.都市モノレールの延長(図-1)は,自動車利用から公共交通利用への転換を促進し,交通渋滞を緩和させ,まちづくりが推進されることが期待されている.図-1 沖縄都市モノレール延長 本工事は,沖縄都市モノレールの路線延長整備のため,PC軌道桁製作場の設備設置およびPC軌道桁の製作・架設を行うものである.モールド装置(側型枠装置)(写真-1)やモールド台車(底版型枠台車)の基礎工と組立・据付工事,橋形クレーンの基礎工および組立など,PC軌道桁製作場設備設置工事完了後(写真-2),PC軌道桁(4本)の製作・運搬・架設を行った.写真-1 モールド装置写真-2 PC軌道桁製作場2.モールド装置工2.1 モールド装置概要 PC軌道桁製作においてモールド装置は,PC軌道桁の出来形へ直接的に影響を及ぼす.桁幅および通り,直線桁~曲線桁への対応に伴う開閉調整などを担う重要な設備である.モールド装置は,開閉可能な鋼製型枠およびモールド支柱と呼ばれる鋼製の支柱と,コンクリート基礎部で構成されている. 2.2 施工精度管理 モールド装置の支柱および基礎コンクリートの施工は,精度管理の要と考えた.通常の支柱の施工は,ベースとなる基礎コンクリート天端と支柱ベースの間に,調整モルタルを打設することにより,支柱の鉛直度や設置位置の調整を行う.しかし,今回工事においては,三次元計測システムによる高精度管理を行った支柱アンカーボルトおよびベースプレート鋼製型枠モールド支柱コンクリート基礎鉄筋組立場モールド場養生室一次緊張場仮置場12

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