技報第14号
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巻頭言 「繋がる技術」 代表取締役常務執行役員 建築本部長 黒柳 辰弥 2016年リオオリンピックも終わり,いよいよ4年後の東京オリンピックに向けて整備工事や建設工事がこれまで以上に加速してくることであろう. 今回のオリンピックにおいては,日本は過去最高数41個のメダルを挙げられたことは大変喜ばしいことであった.メダルを獲得するためには,常に新しい技術に挑戦し技を磨いていくことと同時に基本に戻り確実に実行していく事が大切であることを痛感させられた. 前回の1964年の東京オリンピックの男子体操チームの演技にて難度の高き技術をC難度ウルトラCと呼んだと聞いた.それ以来,技術の改良や改善が繰り返し行われ,今回のオリンピックの最高難度の技はI難度まで進化した. これは繰り返し繰り返しの試行錯誤や発想の転換を持って行い結果を出して,またその結果にさらなる改善を行うという強い意志を持って成し遂げたチームの力であると考える. 我々,ピーエス三菱グループにおいても,既存施設の更新や新設工事においてこれまで先人の技術者が築き上げてきた技術の基本をよく確認の上で,確実に守り,先人より伝承されてきた技術に新しい知恵を加えて,生き残っていく技術を養っていく事が肝要である.少子高齢化と団塊の世代の退職などの影響により慢性的に不

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