技報第14号
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3.施工 3.1 重機計画 図-2に架設重機の配置計画を示す. :PCa部材架設範囲 :クレーン配置位置,作業半径 ブーム長 30.6m 作業半径 14.0m 定格荷重 27.3t 図-2 重機配置計画図 PCa部材の架設作業は,現場南側に120t オールテレーンクレーンを配置し,架設範囲に応じて移動をかける計画とした.運搬車両は西側のゲートから進入となり,1台ずつ入れ替わりでの搬入となった.通常プレキャスト工事では,時間短縮の為,部材を運搬車両から直接荷取りし架設を行うが,本物件では,PC梁(庇付)の架設・調整に時間を要する為,運搬車両を待たせてしまう可能性があった.さらに,運搬車両は工場との300kmの距離を往復して翌日には次の部材を運搬する工程としていた為,運搬車両の時間ロスを軽減することを優先し,全部材を現場で一度仮置きすることとした.写真-5,6に部材仮置き状況を示す. 写真-5 PC柱仮置き 写真-6 PC梁(庇付)仮置き 3.2 架設工程 表-2にPCa部材架設工程を,写真-7,8,9に各部材の架設状況を示す.架設はX10通り側から行い,架設は柱を先行で掛けPC鋼棒の緊張作業後,PC梁(庇付)架設,PCケーブル挿入,緊張作業を行った. 表-2 PCa部材架設工程 写真-7 PC柱架設状況 写真-8 PC梁(庇付)架設状況 写真-9 PC梁(庇付)架設後上部状況 4.まとめ 本物件をPCaPC造にすることにより,東日本大震災後の厳しい労務状況に左右されず現場作業を省力化することが可能となると共に品質確保と工程を安定して進めることができた. 本工事においてPC梁(庇付)が足場支保工受けとなっており調整が困難であったが,特に問題なく施工を進められ無事に工事を完了することができた. Key Words: PCaPC工法,荷捌き施設,分割梁,天秤かさ構造 細沼照広 江口尚之 大 畑 漁 港120001200012000120001200012000120001200012000X1X3X4X5X6X7X8X9X102 期 工 事X2プレキャストストックヤード20m×10mプレキャストストックヤード20m×10m120t オールテレーンクレーン搬入ゲート柱3p柱4p柱脚柱脚6c柱3p柱3p柱4p柱4p6c柱3p柱脚6c6c柱3p柱1p、6c柱2p6c10緊張通線1234モルタル架設日数5678917181920日数21222324251112131415163940架設モルタル通線3233343536372627282930緊張グラウト庇板14p梁、柱頭庇板19p梁、柱頭庇板7p梁、柱頭庇板17p梁、柱頭3831グラウト技報 第14号(2016年)59

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