技報第14号
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海外発表報告 -PCI Convention (Japan Session)- 東京土木支店 開発営業部 大柳修一 1.はじめに PCIはプレキャスト・プレストレストコンクリートに関するアメリカの工学協会で,毎年3月にPCI Convention and National Bridge Conferenceを開催している.今年は2016年3月に米国テネシー州ナッシュビルで行われ,特別セッションとして日本の最新技術情報を報告する「Japan Session」がPCIのLarbi博士(写真-1)により開催された.日本から土木4名(代表:長岡技術科学大学下村匠教授),建築3名(代表:京都大学大学院西山峰広教授)の7名が発表し,筆者は土木側の一員として参加した(写真-2).本稿では「PCI Convention Japan Session」および近隣にあった橋梁について報告する. 写真-1 Larbi博士 写真-2 Japan Session参加者(オープニングセレモニー) 2.PCI Convention (Japan Session) この国際会議は,写真-3に示すゲイロードオ―プリーランドホテル&コンベンションセンターで行われた.当ホテルはカジノホテルを除くと世界最大のホテル(客室数2881室)で,コンベンションセンターが併設されており,そこでプレキャストコンクリートに関する様々な発表および展示が執り行われた. 国際会議は3/1~3/5の5日間開催され,前半2日間は調査・研究開発等の技術セッション,後半3日間はアメリカ国内の橋梁に関する発表が行われた.Japan Sessionは2日目の午後に行われ,熱心な議論が交わされた.発表題目を表-1,発表状況を写真-4に示す.筆者は「劣化したRC床版の取替工法の開発」という題目で,一車線のみの工事規制で施工可能であり,ストリンガー(縦桁)が不要な「半断面床版取替工法」の開発経緯,輪荷重疲労載荷試験および施工方法について3DCG(図-1)およびパワーポイントを用いて発表した. 写真-3ゲイロードオープリーランドホテル 表-1 Japan Session発表題目 Innovation of recent prestressed concrete bridge in JapanAn Extradosed Bridge in Japan using precast members - Mukogawa bridge- Structural applications of precast members using Ultra-High Performance Fiber-Reinforced Concrete Development of exchange technology of deteriorated reinforced concrete slabs Super High-rise Building Constructed of Precast Concrete Member and Long Span Steel Girder Precast Concrete Wind Turbine Tower assembled by Spiral Prestressing System Seismic Retrofit by Prestressing Technology 76

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