技報第14号
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【編集後記】 技報の編集は,主に前年度末までに行った工事や研究開発について記事を募集して編集しているため,編集中に起こったトピックスなどに必ずしもタイムリーに対応できていない.そこで,編集中の出来事を少し振り返ってみると,4月に熊本地震や新名神高速道路における建設中の鋼橋の落橋事故などが発生した.熊本地震においては,震度7の内陸直下型地震が短期間に2度にわたり観測され,文化財や社会インフラに甚大な被害をもたらし,災害に強いインフラ整備の必要性を再認識させられた.建設中の鋼橋の事故については,落橋事故と架設ベント倒壊事故が短期間に立て続けに発生し,道路利用者への影響も大きく,路線の開通時期にも影響を及ぼすなど社会的な損失も大きかった.当社においても,これを他山の石として,架設における安全確保にこれまで以上に配慮していく必要があると思う.一方,8月に開催されたリオオリンピックでは過去最高のメダル獲得数となり,我々に多くの勇気を与えてくれたことは明るいニュースとして記憶に新しい.社内に目を向けると,10年後の長期ビジョンを見据えた中期経営計画2016が策定され,新たなスタートの年となっている. さて,本号においては38編の論文が収録されており,分野も橋梁上部工,維持・補修・補強,トンネル,管渠推進工,道路土工,建築技術,環境など多岐にわたった内容となっている.その中から表紙として,新名神高速道路の橋梁建設において,鉄道及び国道上空での施工を行った塩川橋を選定した.塩川橋の施工にあたっては,鉄道や国道利用者への安全に十分配慮が必要となったことはもちろんであるが,波形鋼鈑ウェブに荷重負担させた大ブロック張出施工など種々の技術的な提案と工夫がなされた. 最後に,技報14号の発刊にあたり,論文を執筆して頂いた皆様,査読を担当して頂いた皆様,技報編集委員の皆様に御礼申し上げます.(大山 博明) 執筆された皆様,査読を担当された皆様,業務多忙な中,大変お疲れ様でした. 今回掲載された論文を見ると,土木分野において新設橋梁が非常に少なくなり,時代の変化を感じました. この技報には,社会情勢等を踏まえた当社の技術が集約されていると思いますので,ご一読して頂ければと思います. (崎山 義之) 技報執筆は,文章を作成する事が不慣れな者にとっては,業務の合間に執筆するのは大変な労力だと思います.しかし年齢を重ねるにつれて文章を書く機会も増えると思いますので,これも修行のひとつと考え次号以降も取り組んで頂きたいと思います.また自分が経験した事を後世に残し技術の伝承という意味では,会社にとって貴重な財産になるかと思います.執筆者,査読者の皆様が時間を掛け完成させたこの技報を,一人でも多くの人に一読頂きたいと思います.(川本 浩一) 原稿執筆者の方々並びに,査読者の皆様,日常の業務と平行しての作業,大変お疲れ様でした. 当社グループの多方面に渡る強みを分かりやすく報告したものがこの技報であると言えます. 社内外の多くの方々に活用して頂ければ幸いです. (遠藤 俊之) 本技報に対するご意見・ご感想をお待ちしています.メール等で事務局までお送りください.(中村 修) 技報第14号 平成28年10月1日発行 編集委員会 委員長 大山 博明 (技術本部技術部長) 委員 崎山 義之 (技術本部技術部) 志道 昭郎 (技術本部技術部) 深川 直利 (技術本部技術部) 新石 雅文 (技術本部技術部) 遠藤 俊之 (技術本部技術研究所) 細江 泰規 (土木本部土木部) 毛利 英樹 (海外事業室) 砂子 洋一 (土木本部土木部) 立澤 真純 (建築本部建築部) 川本 浩一 (建築本部PC建築部) 明石 峰子 (建築本部建築部) 編集WG (ご意見ご感想の宛先:web_gijyutsu@psmic.co.jp) 主査 中村 修 (技術本部技術部) 委員 門間 岬 (技術本部技術部) 発行 株式会社ピーエス三菱 〒104-8215 東京都中央区晴海二丁目5番24号 晴海センタービル3F TEL 03-6385-9111 FAX 03-3536-6927 http://www.psmic.co.jp/ 印刷 セザックス株式会社 ©ピーエス三菱2016 ピーエス三菱ウェブサイトにて,本技報各記事に対応する詳細な報告を公開しております http://www.psmic.co.jp/gijyutu/gihou.html (一部非公開の記事があります)

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