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 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 まず始めに、東日本大震災におきまして被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。当社グループは、地震発生直後に「災害対策本部」を設置し、被災した自治体等への物資の提供および既設橋梁調査や建築物件の調査・応急処置等への人的支援を実施しました。また、今後の被災インフラの整備・復旧へ向けて官庁等との連携を図りながら、迅速かつ積極的な対応を図るべく「震災インフラ対策プロジェクトチーム」を設置し、我が国の復興に向けて全グループ会社を挙げて取り組んでまいる所存です。
 さて、平成23年度の建設業を取り巻く環境は、公共事業費が昨年度に比べ5%減額されたことや、今回の大震災により甚大な被害を受けた民間企業においては、体力回復まで一時的に設備投資を控えるといった厳しい状況が予測されており、非常に不透明な環境が続くものと思われます。
 このような経済状況のもとで、当社グループはPC(プレストレスト・コンクリート)技術を基軸とした総合建設業として、橋梁に代表される公共工事を中心とした「土木事業」と民間工事を中心とする「建築事業」を2本柱とし、高強度・高品質、耐久性・耐震性に優れたPC技術を建築や一般土木へ応用することを強力に押し進め、他社との差別化を図り「我が国トップのPCゼネコン」を目指してまいります。構造物の新設工事はもちろん維持補修分野、リニューアル工事においても積極的に取り組み、土木においては既にその耐震性が実証されている橋脚補強PCコンファインド工法、建築においてはPCaPC(プレキャスト・プレストレスト・コンクリート)外付けフレーム耐震工法を開発・施工しております。PCaPC外付けフレーム耐震工法は日本建築防災協会の技術評価を取得しており、建物を供用しながら施工できることから、学校、病院等の耐震補強が増えてきております。また、ここにきてPC建築の特徴である耐震性や長寿命化が各方面で注目され潜在ニーズが高まってきており、ヨーロッパではPC用途のうち土木と建築の割合が同程度であることや、地震国でもある日本の国情を勘案すれば、PC建築は今後さらに普及していくものと考えております。また、構造物の長寿命化を図るため、橋梁床版取替や電気防食等の維持補修技術の強化、さらに材料・設計・施工を含めた構造物の高耐久性化のための研究・開発を進めております。
 当社グループは今後も『CSRの確立、安全・品質の確保、技術の伝承』を重点課題として取り組むとともに、企業体質の更なる強化と盤石な経営基盤を構築することで、PC技術のパイオニアとして確固たる地位を築いてまいります。
取締役社長社長執行役員 勝木 恒男勝木 恒男社長





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