近年、維持管理の重要性がますます強く叫ばれています。わが国の橋梁分野においても、15万橋(橋長15m以上)ともいわれるストックがすでにあり、これらの維持管理が重要な課題となっています。わが国では、1960年代から橋梁建設数が急増しており、これらの橋梁の高齢化が、緩やかではありますが確実に進行していくことはまちがいありません。
その様な状況の中、(株)ピーエス三菱では、当社が過去に実施した全国各地の橋梁点検結果を統合し新たなデータベースを構築しました。さらに現在では、データ数の拡大とともに、同一橋梁の再点検による劣化の進行状況の調査を進めています。維持管理の第一歩は点検に始まり、建設された時代、場所、環境条件の違いなどによる劣化の状況を把握することは極めて重要と考えています。当社では、これらの結果を新設橋梁に活用する取組みとともに、維持補修の分野で必要となる新技術の開発にも役立てていきたいと思っております。

