インフラストラクチャー
曽宇川橋
PC技術協会賞 技術開発部門(2004年)
曽宇川橋は、南加賀道路の石川県加賀市曽宇町に位置する、プレテンション方式単純波形鋼板ウェブ PCT 桁橋です。
本橋の特徴は、従来のプレテンション方式 PCT 桁のウェブを波形鋼板に置き換えることで、主桁自重の軽量化を図り、死荷重のフランジ幅を拡張することを可能とした構造にあります。その結果、主桁軽減、および運搬上の制約となる主桁重量を増加させることなく、上本数の減少とともに、支承・落橋防止装置の数量低減を図ることができます。その結果、従来のプレテンション方式 PCT 桁に比べ、上部工工費で約6%のコスト縮減を実現する事ができました。また、上部工死荷重反力で、約20%程度の重量軽減が可能となり、下部工への負担の低減も可能となりました。
施工場所 | 石川県加賀市 |
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竣工 | 2004年 |
発注者 | 石川県南加賀土木総合事務所 |
諸元 | 橋長:23.9m 支間:23.1m 幅員:12.764m-13.927m |
形式 | プレテンション方式波形鋼板ウェブPCT桁橋 |