インフラストラクチャー

広瀬川橋りょう

土木学会田中賞(2013年)

仙台市高速鉄道東西線の国際センター駅と西公園駅間に位置するこの橋は、主な構造物として、広瀬川を渡河する広瀬川橋りょうと西公園を横断する西公園高架橋とで構成されています。
杜の都・仙台を代表する景観形成地区に建設された、これらの橋の橋梁構造は、鉄道橋では日本初となる設計競技(2007年2月)により決定されました。
広瀬川橋りょうは、3径間連続PRCラーメン箱桁橋で、大きな張出床版を有した逆三角形断面の主桁が、ユニークな橋梁形状を創出しています。
西公園高架橋は、RCスラブ式CFT柱ラーメン高架橋で、底版の曲線ラインとCFT柱により、魅力的なプロムナードを創り出し、市民の憩いの場として期待されています。

施工場所 宮城県仙台市青葉区青葉山地内ー桜ヶ岡公園2番地内
竣工 2013年
発注者 仙台市交通局
諸元 橋長: 172m(広瀬川橋りょう)、118m(西公園高架橋)
形式 上部構造:3径間連続PRCラーメン箱桁橋(広瀬川橋りょう),RCスラブ式CFT柱ラーメン高架橋(西公園高架橋)
下部構造:逆T式橋台・逆T式橋脚[直接基礎](広瀬川橋りょう),CFT橋脚・逆T式橋台[場所打ち杭](西公園高架橋)

その他の実績