インフラストラクチャー

道谷第二橋の床版取替工事

PC工学会賞(2017年)

道谷第二橋は、中国自動車道の徳地IC-鹿野IC間に位置する橋長115mの鋼3径間連続非合成鈑桁橋です。本橋は供用開始から36年が経過した橋梁であり、塩害等により既設RC床版に著しい劣化が生じていたため、床版をプレキャストPC床版に取り替える工事を実施しました。

本橋のように上下線分離構造の場合、従来の全面通行止め(対面通行規制)による床版取替工事では交通規制範囲が広範囲になります。また、施工個所がSA・PAに隣接している場合、車両の流入・流出が困難となります。本工事で採用された半断面床版取替工法は、これらの課題を解決すべく開発された工法で、片車線規制を想定し床版を取替えました。

施工場所 山口県周南市ー山口市
竣工 2017年(改築)
1979年(建設時)
発注者 西日本高速道路株式会社 中国支社
諸元 橋長:115.012m
支間:38.000+38.002+38.000m
幅員:8.838+9.953m[有効幅員]
工法 半断面床版取替工法

その他の実績