インフラストラクチャー
姫川橋りょう
PC技術協会賞(2007年)
北陸新幹線の姫川橋りょうは、新幹線では初めての採用となるPCフィンバック橋です。
全長が462mの7径間の連続PCフィンバック型式により形作られる本橋の外観は、隣接する高架橋との連続性を有し、背景の山並みに溶け込むなど周囲の景観に調和し、北陸新幹線長野-金沢間のシンボルとなっています。
PCフィンバック型式を新幹線のための大断面を有する桁として施工するため、実物大の模型試験を用いた施工性の確認が行われました。また、海岸線に近いことから、塩害対策として橋梁の全周に防水塗装が施されました。
施工場所 | 新潟県糸魚川市 |
---|---|
竣工 | 2007年 |
発注者 | (独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設本部北陸新幹線第二建設局 |
諸元 | 橋長:462.0 m 支間:57.0m+69.0m+3@70.0m+69.0m+57.0m 幅員:13.3 m(総幅員) |
掲載文献等 | |
形式 | 7径間連続PCフィンバック橋 |