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那覇空港国際線旅客ターミナルビル※大屋根部大架構アーチ梁(PC工事)

建物は、隣接する既存の国内線との一体感に配慮した大きな曲面屋根となっています。曲面屋根はPCaPC造のアーチ梁(約39.3m、重量約80t)とプレキャスト床版により構成されています。また、約10mの張り出し部分には雨樋やルーバー,斜材といったPCa部材を取り付けました。常に潮風に晒されるため塩害対策として鉄筋コンクリート造を基本とし、柱は現場打ち鉄筋コンクリート造、梁は桁行方向にプレキャスト鉄筋コンクリート(PCaRC)造,梁間方向にプレキャストプレストレストコンクリート(PCaPC)造が採用され、工期短縮と大スパンの実現を図っています。PC部材は、沖縄本島内の協力工場にて製作しました。

施工場所 沖縄県那覇市
竣工 2013年
設計 梓・安井・宮平JV
工事概要 構造:PC躯体工事 プレキャストRC工法及びプレキャストPC工法

その他の実績