建物の給排水や、エアコン等の空調設備、換気設備などを設計しています。建築で生活の空間を造り、そこに生活環境を整備することが設備部門の仕事です。意匠の計画図を基に、法的または使用にあたり必要なものを選定し計画します。建物設備は日々の暮らしに密接に関わるものなので、例えば住宅だったら一人暮らしか、家族か、賃貸か分譲かで、計画が大きく変わってきます。同じ建物はひとつもない仕事だからこそ、こうしたいという自分の考えが反映でき、そのためには何が必要か、と試行錯誤できる仕事です。

私は自己分析が苦手で、インターンシップや企業研究などをしてもどんな仕事をしたいのかイメージすることが出来ずに苦労しました。一度難しく考えることをやめ、何に興味があるのかと考えたときに"建物をつくることは面白そう”と思ったので、入社を決めました。この気持ちは今でも変わらず、大変なこともありますが“建物をつくることは面白い"という思いは働くことに対してのモチベーションになっています。皆さんも迷った時こそ、自分の中にある興味や、何が好きなのかなど考えてみると、就職活動、そしてその後の進路に満足することができると思います。頑張ってください！