インフラストラクチャー
九年橋歩道橋下部工
河川阻害率低減のため、本線既設橋梁に近接して構築する必要があるとともに、河川内の施工となるため施工期間は一渇水期に限定されました。そこで、圧入工法を採用し、低振動施工を行い、プレキャスト部材を用いることにより急速施工を可能とするPCウェル工法(PPRC構造体)が採用されました。PPRC構造体とはプレキャストブロック同士をPC鋼棒により、ポストテンション方式で0.5-1.0N/mm2程度のプレストレスを導入して一端結合し、PCウェル沈設完了後にプレキャストブロック側壁部にあらかじめ設置されたシース孔に異形棒鋼を一括挿入し、鉄筋グラウトで定着された構造体です。
施工場所 | 岩手県北上市 |
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竣工 | 2015年3月 |
発注者 | 岩手県北上市 |
諸元 | 歩道橋下部工 |
形式 | PCウェル基礎(PPRC構造) |