インフラストラクチャー
ダックスポール
PC技術協会賞 技術開発部門(2006年)
これは、設計基準強度が120N/mm2の高強度繊維補強モルタル(ダックスモルタル)を用いた塔状構造物(ダックスポール)として、福岡県久留米市に建設された、高さ40mの携帯電話アンテナ塔です。
ダックスモルタルは、通常のコンクリートに比べて硬化体の組織が緻密であることから、飛来塩分が多い地域など高い耐久性が要求される環境下において、ライフサイクルコストの低減が期待できる材料です。
高強度・高耐久の材料を用いたダックスポールは、鋼製の塔と比較して、同程度のスレンダーな形状を実現でき、耐久性・景観性・経済性の向上が期待できます。
施工場所 | 福岡県久留米市 |
---|---|
竣工 | 2006年 |
諸元 | 高さ:40.0m 基部径:1.167 m 頂部径:0.500 m 部材厚(平均):0.173m PC鋼材:PC鋼棒φ26mm(SBPR930/1180) |
形式 | 設計強度120N/mm2の高強度繊維補強モルタルを使用した塔状構造物(携帯電話通信アンテナ塔) |