設計照査という仕事をしています。設計照査というのは、工事において不具合を発生させないために、コンサルタントが作成した発注図や計算書に間違いが無いか工事着手前に照査する業務のことです。問題や間違いがあった場合は、発注者へ報告を行い、修正して工事がしっかりと行えるようにします。他には、詳細設計という仕事も経験しました。詳細設計とは、設計会社(コンサルタント会社)が行った基本設計をもとに実工程や現地状況を考慮して設計を行う業務のことです。現場施工を踏まえて図面等の作成を行うため、現場施工について学ぶことが多い業務でした。
土木構造物は、周囲の環境や状況によって設計、施工方法が異なるため、「同じ構造物はない」というところが魅力でもあり、やりがいにもつながっています。照査業務では、計算書および図面等を確認しなければならないため、根拠を資料から探したり、上司や先輩に質問したりして照査を行っています。また、わからないことはありますが、日々過去の物件やたくさんの資料を見たりして知識を増やすことで理解できることが多くなったと感じています。現在は社内にいることが多いですが、現場へ行き施工について学ぶ機会があることも魅力の一つだと思います。
ホームページや説明会だけではなく、実際に働いている社員に直接話を聞くことで、「働くこと」や「企業について」具体的なイメージをつかみやすくなると思います。また、視野を広く持って様々な業種を見ることで、自分のやりたいことが見えてくるのではないかと思います。就職活動は大変だと思いますが、焦らずに自分のやりたいことと向き合って頑張ってください。
