インフラストラクチャー
今村新田高架橋
PC工学会賞 施工技術部門(2012年)
北陸新幹線、糸魚川今村新田高架橋は、新潟県糸魚川市に位置する延長1,588mの4径間5連、5径間5連からなるPC連続箱桁橋であり、弊社施工の姫川橋りょう(フィンバック構造)に隣接する高架橋です。
全45径間のうち、JR北陸本線近接部を含め16径間を一般的な固定支保工により、残り29径間は1基の移動支保工により架設しました。これらの架設方法は、経済性および工期を考慮して決定されました。
施工上の特に配慮を必要とした点は、移動支保工施工部に、多数の民家隣接箇所と、国道8号線との交差部を含んでいたことでした。加えて、移動支保工の組立はJRとの近接箇所で行わなければならなかった点でも、配慮を要しました。
施工場所 | 新潟県糸魚川市 |
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竣工 | 2011年 |
発注者 | (独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設本部 北陸新幹線第二建設局 |
諸元 | 橋長: 1588m 支間長: 2@35m+3@32m,2@32m+3@37m,2@32m+2@35m,35m+3@37m,4@37m,3@37m+2@35m,3@35m+37m,3@37m+35m,5@35m,5@35m |
形式 | 4径間連続PC箱桁橋・5連、5径間連続PC箱桁橋・5連 |